しまむらかずおさんのプロフィール

こんなにもマルチな人を私は知らない。

しまむらかずお

 

しまむらかずおさんのご紹介

 

 

元は「シンガー・ソング・コームイン」

  高知市の職員として、また社会教育主事として、青少年、人権、市民活動など、直接市民と関わることの多い仕事を担当。特に、子ども会等の青少年団体の指導者養成に力を発揮。また集団ゲーム指導の第一人者として、子どもたちからは「しまにい」の愛称で呼ばれて親しまれました。その一方で、かつて「龍馬サンバ」で人気を博した「ぐうぴいぱあ」のボーカルをつとめた方です。全曲をカラフルなオリジナル曲で綴る彼らのステージは人気を呼び、高知県下最大の1500席の文化ホールでの単独公演を4度も成功させた伝説の持ち主です。

 

100人の劇団を結成、「ミュージカルRYOMA」を制作

  その後、高知市制100周年を記念して、初の市民ミュージカル「ミュージカルRYOMA」を企画。100人の劇団を公募で結成。その座長兼楽曲プロデューサーとして劇中歌23曲を制作。約1年半をかけて成功に導き、5500人の観客に大きな感動を呼びました。

 

「やさしくなろうコンサート」で西日本を巡演

  隣保館勤務をきっかけに、人権意識に目覚め、心に届く啓発をと、「やさしくなろうコンサート」を開始。その趣旨に賛同する若者たちと共に「やさしくなろうネットワークを結成。その学習会の講師も務めた。同コンサートは今も続いていて、これまでに訪れた町は600か所にのぼっています

 

「劇団Kちゃんねる」を旗揚げ、作・演出を務める

  その「やさしくなろうネットワーク」の学習会、「自分づくり短期大学」に参加した若者たち25人と共に「劇団Kちゃんねる」を旗揚げ。以来、7年にわたって、400人ホールでの本格的な劇公演を開催し人気を呼びました。その7年間で9回の公演が行なわれ、そのうちの6作品は、彼のオリジナル作品でした。そのすべてが「生きること」や「生命」をテーマとした物語。面白くて、分かりやすくて、心に残って、元気になれる…それが「Kちゃんねる」のモットーでした。

 

「被災地の学校へピアノを贈る運動」を開始

  高知市職員を退職後、音楽を通じた啓発をライフ・ワークとして活動を始められましたが、2011年の東日本大震災の大きな被害に心を痛め、「何かしないではいられない」と、「被災地の学校へピアノを贈る運動」を提唱。知人たちとともに「一滴の会」を立ち上げて、募金活動や啓発活動を開始。自ら率いるバンド、「カノンズSP」たちや、新たに結成した子どもたちのPR隊「クルック・ソングメイツ」らと共に、の先頭に立って運動を進め、この3年間で、東北3県に計33台のピアノを届けて話題となりました。

 

ミュージカル「桜咲くころ」を作・演出

   2012年の夏には、その「クルック」らと共に「福島~高知・歌のかけ橋交流団」として、5か所の被災地を巡演。それらの取り組みを、「子どもミュージカル・桜咲くころ」(140分)にまとめて、作・演出・作詩・作曲を担当。2014年3月に高知市内で3度上演、延べ500人の観客に大きな感動を呼びました。そのほか、がんと闘う人たちを応援する「リレー・フォー・ライフin高知」のテーマソング、「ひかりのカノン」を制作するなど、社会派シンガーとして活躍中です。

  彼の伸びやかな歌声と、物語性溢れるオリジナル曲、そして、楽しい中にも奥行きのある語りにファンも多く、高知県下有数の動員力を持っています。そんなしまむらさんが、これから先、どんな世界を広げてゆくか、私たちも楽しみにしています。

 

 

しまむらかずおさんの略歴

 

 

 1968年 高知市役所へ就職。以来、税務、青少年育成、社会教育、消費者行政、同和対策、市民相談、国体市民運動などを担当。

 

1977年 社会人音楽集団「ぐうぴいぱあ」を結成。ヴォーカルをつとめ、約50曲を発表。アルバム2枚を出版。

 

1985年 坂本龍馬生誕150年記念音楽祭で自作の「RYOMAサンバ」が「龍馬のうた大賞」を受賞。

 

 1986年 市民参加の「ミュージカルRYOMA」を企画・公演。100人の劇団の座長兼楽曲プロデューサーとして劇中歌22曲を制作。5500人に感動を呼ぶ。

 

 1992年 人権をテーマとした「やさしくなろうコンサート」を開始。翌年、「やさしくなろうネットワーク」誕生。以来、西日本を中心に約600か所で公演。

 

 1998年 若者を中心とした25人で「劇団Kちゃんねる」旗揚げ。2003年まで9公演を制作・演出。

 

 2010年 高知市長浜市民館館長を最後に高知市を退職。

 

 2011年 東日本大震災を機に「被災地の学校へピアノを贈る運動」を提唱し、募金活動を開始。同運動のテーマソングを制作し、そのCDや支援コンサートの収益を活動資金とした。これまでに33台のピアノが東北各地に届けられた。

 

2014年 ピアノを贈る運動をテーマに、歌と踊りで綴った「子どもたちのミュージカル・桜咲くころ」を作・演出。3公演500人の観客に大きな感動を呼んだ。         

 

 (福岡県久留米市出身:高知市在住)

 

 

 著書  

「心のリンゴをあなたにも」 (リーブル出版刊:以下同じ)

「日めくり詩ごよみ・出会いの花びら」

「日めくりごよみ・元気になる31の言葉」

「隣保館先進事例集 人をつなぐ・まちをつくる」

「隣保館絆づくり事例集・絆」
 

CDアルバム       

「ずっとずっとの物語」

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